香水瓶と呼ばれた綺麗なデザインのウォークマンが2005年頃に発売された。時間が経つと内蔵バッテリーが劣化するものの簡単には交換できないので、中古品はバッテリー持続時間が短くなっている可能性が高い。
また、透明カバーを二枚重ねているデザインであるため、傷が付いたりゴミが入り込んだりして見た目が悪くなりやすい。しかし最近のウォークマンと比べると面白いデザインなので楽しく音楽を聞くことができる。
ソニー ウォークマンEシリーズ NW-E405

以前にカバーが割れてボタンも効かなくなっているNW-E405を分解したものの、使用できる状態にはできなかった。
ジャンク品NW-E405の状態
・外カバーは傷が多くて破損
・一部スイッチの操作やスティック型スイッチの操作ができない
しかしジャンク品NW-A605を手に入れたので、この部品を使用することにした。
【アマゾン】ソニー ウォークマンAシリーズ NW-A605(ブルー)


NW-E405と使用されているパーツはほぼ同じだが、容量以外にNW-A605はFM放送を聞くことができる違いがある。
ソニー ウォークマンAシリーズ NW-A605

かなり綺麗な状態であり、ほとんど使用されていない様子なのでバッテリーも新品に近いと思う。しかしパソコンと接続するUSB端子が破壊されているので使用することができない。
ジャンク品NW-A605の状態
・USB端子が破損しているため充電やPC接続ができない
そのためカバーが破損したNW-E405の中身を移転することにした。NW-E405の分解は容易だと思う。一方でNW-A605は内蔵リチウム電池が両面テープで接着されているので、両面テープを剥がす前に基盤とバッテリーを外すことにした。
メイン基盤とバッテリーを結ぶコネクタは引き抜くと外れるみたいだが、頑丈に接続されているのでメイン基盤側のコネクタを破壊して分解した。
NW-A605の分解

中身がNW-E405のNW-A605を組み立てたが、やはりボタン操作ができないままだ。しかしスイッチ基盤とメイン基盤を接続するコネクタが破損していることに気付き、さらに幸いなことにスイッチ基盤側のコネクタが壊れていた。NW-A605に使用されていた無傷のスイッチ基盤に交換して無事使用できる状態になった。
注意
機器を分解するとメーカー保証を受けることができなくなります。また、故障だけでなく怪我や発火及び感電などの危険があるため、分解は自己責任になります。
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