今の時代にポータブルCDプレーヤーを持って外を歩いている人は見かけない。既にソニーもCDウォークマンの生産を終了した。ミュージックアルバムやシングルはCDで販売されているものの、パソコンに取り込むことができるのでCDプレーヤーの需要は少ないだろう。
このように使い道が少ない状況だが、ジャンク品のCDウォークマンD-EJ700を手に入れたので分解修理してみことにした。
【アマゾン】ソニー CDウォークマンD-EJ700(シルバー)


SONY ポータブルCDウォークマン D-EJ700
付属リモコン:
多い故障個所:本体と蓋の繋ぎ目の破損
ごく普通のポータブルCDプレーヤーです。このギラギラしたメッキのデザインは簡単に傷付いて目立つので、こういう商品は避けたほうが良いと思った。
ソニー CDウォークマンD-EJ700(シルバー)

ジャンク品のCDウォークマンD-EJ700です。
ジャンク品D-EJ700(シルバー)の状態
・電池ケース内の電極に液漏れ跡。
・上カバーに傷が多い。
・まったく動作しない。
ジャンク品のCDウォークマンは電極にひどい液漏れ跡があることが多い。そのため分解清掃したが、中カバーを取り外すのが難しいため爪部分を一つ破損した。しかしネジで止めると問題はない。
電極と基盤が細い電気ケーブルで結ばれているが、脆いので断線してしまった。はんだ付けすれば修理できると思うが、手元に工具が無いので諦める。
分解清掃後に組み立ててACアダプターで動かしてみたが、全く動作しなかった。どうやら基盤か読み取り部品が故障しているようだ。
ソニー CDウォークマンD-EJ700(ブルー)

同じくジャンク品のCDウォークマンD-EJ700です。中カバーが破損していて使用できない。
ジャンク品D-EJ700(ブルー)の状態
・電池ケース内の電極に液漏れ跡。
・中カバーが破損。
・底カバーが破損
カバーが破損しているだけで基盤などは問題ないと予想。分解清掃後にD-EJ700(ブルー)の基盤と読み取り部品をD-EJ700(シルバー)に移転する。しかしまた電極と基盤を結ぶ脆い電気ケーブルを断線してしまう。
結果的にD-EJ700(シルバー)はバッテリーでは駆動できないもののACアダプターで動作した。
注意
機器を分解するとメーカー保証を受けることができなくなります。また、故障だけでなく怪我や発火及び感電などの危険があるため、分解は自己責任になります。
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