2000年代以降のデジタルオーディオプレーヤーは、10年ぐらいで内蔵リチウムイオン電池が劣化したり、ディスプレイが寿命を迎えて使用できなくなることが多い。一方でポータブルカセットプレーヤーの場合はゴムベルトを交換すると、新品時と同等とまではいかないものの一応音楽カセットを聴くことができる。
しかし、アイワのカセットプレーヤーHS-PX610を以前に結構手間をかけてゴムベルト交換したが、最近になってノイズが入って聴くことができなくなった。コンデンサが劣化して寿命を迎えたのだろうか。
手元には1988年発売のカセットウォークマンWM-150がある。未使用品みたいな状態で手に入れたが、再生ができても巻戻しやオートリバースが不調だった。
ゴムベルトを交換すると再生はできたが、少なくともオートリバースや巻戻しが不調だった。分解しても原因はわからずに、色々いじくっているうちに再生不能な状態に破壊してしまった。
不調の原因はプラスチックのギアが割れてしまっていて噛み合わないことでした。プラスチックのギアにシャフトが刺さっている構造なので、年月が経つとギアが疲労して割れるみたいです。
外付け乾電池ケースは、1990年代以降のカセットウォークマンで使用されているタイプとは違う。
寿命を迎えて再生できないカセットウォークマンを持っていても使い道が無いが、外観が綺麗なのでコレクションとして保管しておこうと思った。
PR