2005年前後に発売されたデジタルオーディオプレーヤーは、続々と内蔵リチウムイオン電池の寿命を迎えている。特にひどいのは、ウォークマンEシリーズのNW-E003だろう。
直接USBをパソコンに挿して音楽転送や充電ができる機種です。
ソニー ウォークマンEシリーズ NW-E003


当時販売されていたウォークマンAシリーズの廉価版の位置づけなので、機能はAシリーズよりも劣る。その代わりにサイズが小さくて軽量の仕様です。
ソニー ウォークマンEシリーズ NW-E003
●発売日
2006年
●多い故障
リチウムイオン電池寿命による膨張
ウォークマンAシリーズは化粧石鹸や香水瓶などと言われてデザインの質が高かったが、このNW-E003はかなりチープです。
外観がチープなだけではなく、リチウムイオン電池が膨張して本体に隙間ができるという致命的な欠陥がある。
隙間ができた状態でも充電と音楽再生ができたが、バッテリー持続時間は一時間程度しか持たなかった。USBタイプのウォークマンを選ぶなら、2007年発売の後継機種NW-E013のほうが圧倒的に良質だろう。
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