約15年前に発売されたシャープのポータブルMDプレーヤーMD-ST500を手に入れた。充電池の液漏れが酷くて使えないような状態だったが、分解清掃で問題なく使用できるようになった。
シャープのMDプレーヤーの割にはデザインが良くて造りもしっかりしている。アウヴィシリーズの一つかなと思っていたが、MD-Jシリーズだった。
シャープ ポータブルMDプレーヤー MD-ST500


最近のオーディオ機器にはほとんど見られないスケルトンのデザインが格好良いです。
シャープ ポータブルMDプレーヤー MD-ST500
●発売日
2004年前後
●販売価格
18,000円前後
●特徴
+/-電源オーディオ回路など
●多い故障
ニッケル水素電池の液漏れ、リモコンの黄ばみ
評判の良い「1-bitデジタルアンプ」は非搭載であり、代わりにミニコンポで使用されていた「+/-電源オーディオ回路」が搭載されている。どうやらアウヴィシリーズのローエンド機の位置づけみたいだ。
手に入れた個体は使用感があり、リモコンも黄ばみが少し出ている。アウヴィMD-DS33と同じく、リモコンとイヤホンのステレオ端子は四極です。
四極端子の特性のためなのか知らないが、音質は自然でデジタルを感じない温かみのある音と感じる。イコライザーは三段階の低音強調だけなので、そのあたりはMD-DS33よりも圧倒的に省略されている。
イコライザ無しで普通に聴く分には全く音質的に不満は感じない。外付け乾電池ケース対応なので、15年近くたった今でも普通に音楽を楽しむことができる。
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