中古品を見ているとデジタルオーディオプレーヤーの中で長持ちするのはソニーのウォークマンだ。アップルのiPodはディスプレイ故障やバッテリーの寿命が多い。
この2社に隠れがちなケンウッドのデジタルプレーヤーもまた、発売から10年ぐらいたつと故障が多い。
たまたま手に入れたのが、このケンウッド製デジタルオーディオプレーヤーM1GD50だ。おまけに未使用品なので期待大だと思われるが、過去にM2GD55の経験があったので何となく予測できた。
M1GD50と同年の2007年に発売されたM2GD55は、2018年ぐらいにディスプレイが表示されなくなった。案の定、M1GD50もディスプレイが読み取れないほどに暗く表示される。
以前はUSBを保護するシリコンタイプの蓋が多かったが、年月がたつと劣化してボロボロになります。ディスプレイが表示されなくても中のリチウムイオン電池は新品同様に使えるだろうと思っていたが、過放電でもしたのか充電不可でした。
最後に残るこのケンウッドのロゴ入りイヤホンだけでも使えればと思ったが、微妙に黄ばみが出ていて使う気が起きない。古いポータブルオーディオにありがちな故障を寄せ集めたような状態だ。