先月11月に、大阪府能勢町にある妙見山に登ってまいりました。最寄り駅が能勢電鉄妙見線の終点駅である妙見口駅であることから推測できる通り、人気の観光地です。
国道477号線の押しボタン信号を渡って林道に入る。
ここが登山口です。いきなり急斜面で焦る。
大体このようなコースなので歩きやすいと思います。所々に倒木がありますが、かわすのは容易でした。
尾根から眺めた景色はこのような感じです。
野生の鹿がいました。帰りは沢沿いを歩くので、鹿とエンカウントするかもと不安になる。
尾根を歩いているときからずっと見えていましたが、ここが妙見山の山頂にある展望台です。
山頂まで車で行けることもあり、トイレや郵便局もありました。
このあたりが山頂です。日没が近いので、展望台には寄らずにさっさと下山します。現地看板の推奨ハイキングコースは、「大堂越コース」「上杉尾根コース」「初谷渓谷コース」です。
そのような情報を知らなかった自分は、推奨ルートではない沢沿いを進みました。
日没が近いが沢沿いなので大丈夫だろうと考えていた時に、
左耳の鼓膜に衝撃を食らう。
野生の鹿の鳴き声が、耳の鼓膜に直撃しました。結構離れているのにこの威力、奈良公園の鹿とは違うなと感心する。警戒の鳴き声なんだろうけど、この鹿の表情を見ていると挨拶っぽい。
そこらへんでガサガサと音が聞こえるので、野生の鹿が結構います。そう考えているうちに足を滑らせて転ぶ。砂利と落ち葉が積もった下り坂は気を付けないといけない。
この沢沿いルートで危険な場所がここです。手前は斜面だけど奥にはダムがあり、一部崩れた崖沿いの狭い道を歩きます。
道路沿いに昭和時代の観光地っぽい場所がありました。なんだこれ?
これはジブリ映画で見た神様が集まる場所だな、日没になると帰れなくなるパターンだ。
さらに歩いていくと別世界に足を踏み入れたのではないかと感じる光景が!!なんの理由があってこのような場所に建物を建てようと思ったのだろうか?沢沿いを歩く程度に考えていたが、なかなかスケールがでかいルートでした。
日没前にアスファルトの道路に出て安心する。
能勢電鉄の駅からは少し歩きますが、ケーブルカーとリフトで山頂に向かうこともできます。
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