自分が初めて購入したシステムコンポは、新品で買ったケンウッドの2005年モデルSV-3MDだった。CDやMDとカセットプレーヤーが一体になったミニコンポであり、今も大事に保管している。
Net-MDやらHi-MDやら色々と派手なソニーとは違って、ケンウッドのシステムコンポは地味な印象がある。しかし、音質や操作性などのシステムコンポに求められているのは充分に備わっている。
ケンウッド コンパクトHi-Fiシステム UD-E77WSD


ケンウッド コンパクトHi-Fiシステム UD-E77WSD
●発売日
2008年モデル
●販売価格
55,000円前後
●付属リモコン
RC-F0714
●特徴
「MANUAL EQ」「SPRM(サプリーム)」「BestFix EQ EX」「HR SOUND」など
●多い故障
CDプレーヤー部の異音
本体のみを中古で購入しました。CDを再生できるだけでなく、SDカードやUSBを差し込んで音楽ファイルを再生できる。ヤマハのハイレゾ対応スピーカー「NS-BP182」と組み合わせてCDを再生してみたが、音質は十分に満足できた。高級感のあるデザインもかなり良い。
「MANUAL EQ」では細かなイコライザを調整できる。「SPRM(サプリーム)」は圧縮された音楽ファイルの高音域を最適化する技術であり、「HR SOUND」はCD音源を高音質化する。
2005年前後のケンウッド製システムコンポにかなり多いが、CDを再生すると異音が発生する。CDを回転させるユニットの強度不足が原因みたいであり、部分的に変形して振動しています。
自分が手に入れた個体は異音のほかに、本体スイッチの誤動作が多いという問題もあった。だぶんスイッチの接触不良なので、使用しているうちに直りそうな気もする。
中古販売店を見ていると古い機種にかかわらずUD-E77WSDは結構な値段が付いていることが多いが、CD再生時に異音が発生する可能性が高いので注意だと思う。
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