Hi-MDウォークマンMZ-RH1が劣化しつつある件 一世を風靡したMDの最後を飾るウォークマンが、ソニーのHi-MDウォークマンMZ-RH1です。 このHi-MDウォークマンMZ-RH1ですが、ソニーストア限定モデルも販売されていました。 使用感の少ない限定モデルのMZ-RH1を、数年前にたまたま手に入れました。付属のリモコンは、漢字表示対応のRM-MC35ELKです。Windows8.1パソコンにx-アプリ(バージョン2.0以降)をインストールすれば、現在でもパソコン接続できます。 LiP-4WMの代替バッテリーが購入可能です!! ジェネリックバッテリー LiP-4WM https://amzn.to/4j26oUB 使用されている充電池は、リチウムイオン電池のLIP-4WMです。すでに販売されていませんが、互換のある充電池は無い。USB給電している状態なら、充電池は無くても大丈夫だと思います。 充電開始すると「Charging --min left」と表示されます。 すぐにバックライトが暗くなります。劣化したバッテリーの場合、「Charging 00min left」になり、表示が消える。しかし充電は進んでいるみたいです。 正常なバッテリーだと、「Charging 60min left」のように残り時間が表示される。MD10周年に発売されたMDウォークマンMZ-N10で初めて採用された機能だと思う。 MZ-N10も所有していますが、内臓リチウムイオン電池が劣化しているのを感じます。 MZ-RH1の場合は、ディスプレイも劣化します。上が使用感の少ないMZ-RH1(製造年不明)で、下が使い古されたMZ-RH1(2006年製)です。ディスプレイの表示がかなり暗くなってしまいました。 スマホ全盛期の今となっては、メカ要素たっぷりのHi-MDウォークマンは芸術的な何かを感じるので、劣化していくことは残念だ。 PR
オンキヨー Hi-MD対応アンプ FR-N7 FR-N9 ソニーが数々のHi-MD対応ウォークマンを販売していたが、Hi-MD対応オーディオシステムはCMT-AH10とLAM-X1の2種類だけでだろう。それに対してオンキヨーは多くのHi-MD対応システムコンポを販売していた。 その一つがこのFR-N9です。スピーカーD-112Eやアンプ内蔵サブウーファーSL-T300と組み合わせて現在稼働中だが、かなりいい音で鳴らしてくれます。オンキヨー製カセットデッキとシステムケーブルがあれば、カセットデッキも付属リモコンで操作できる。この互換性はありがたい。 ONKYO FR-N Hi-MDコンポ X-N9(D) オンキヨー Hi-MD対応CD/MDチューナーアンプ FR-N9 ●発売日 2005年 ●付属リモコン RC-600 ●特徴 Hi-MD対応など 似た機種のFR-N9X・FR-N7XはMD読み込みできない個体続出だが、この手元のFR-N9は今でもHi-MD再生できます。とはいっても、初のHi-MDとして販売されたHMD1Gに録音したものは問題ないが、続く青いスケルトンデザインのHMD1GAに録音したものは再生不良になる。 さらにHMD1Gに録音したものでも、15曲目ぐらいに進むと再生不良が発生する。以前はこのような問題は発生していなかった気がするので、MDユニットの経年劣化だろうか。 今の時代にHi-MDに音楽を録音する必然性は無い。でも2005年ごろの曲をHi-MDで聞くと、当時の雰囲気が出て音楽を楽しめる。
SONY Hi-MDウォークマン MZ-DH10P 久しぶりにHi-MDの登場です。MD史上の迷機器と思われるカメラ付きHi-MDウォークマンMZ-DH10Pが手元にある。ソニー製MDウォークマンの中で再生不能のものはかなり少ないものの、残念ながらこの手元のMZ-DH10PはMDを読み込めなかった。 ディスプレイに移っているのは、操作しないで経過すると自動的に表示されるデモの画像です。 似たようなサイズの有機ELディスプレイを積んでいるHi-MDウォークマンのMZ-RH10は、経年劣化のためか表示できなくなってしまっている。一方で、このMZ-DH10Pは今でもきれいに表示される。MZ-RH10にもこのタイプのディスプレイを採用しておけよって思う。 ソニー ポータブルMDウォークマン MZ-DH10P ソニー ポータブルMDウォークマン MZ-DH10P ●発売日 2004年 ●付属リモコン・付属クレードル RM-MC35ELK・BCA-MZDH10P ●特徴 カメラ機能搭載、Hi-MD規格対応など この頃のソニー製MDウォークマンに付属の電源コードや転送ケーブルは、表面の被膜が割れて断線してしまっているものが多い。特に電源コードはショートや発火の危険があるので、異変を感じたら即座に捨てたほうが無難だ。 MZ-DH10Pはリチウムイオン電池LIP-4WMで動作し、外付け乾電池ケースには対応していない。専用クレードルと付属ACアダプターで充電する。 付属の転送ケーブルは今となっては特殊な規格だが、この頃のHi-MDウォークマンやHDDウォークマンに付属していたので、全く手に入りにくいものではないだろう。 肝心のカメラであるが、MDを読み込まないとカメラが起動しないシステムだった。当時のガラケー程度の画質しかないだろうが、全く起動しないのは残念である。 白いプラスチック部分に黄ばみがみられるが、そのほかの本体の外観には劣化はなく、ディスプレイも綺麗に表示されている。 裏の窓を開けるとカメラのレンズが表れてカメラが起動する仕組みでる。当時のデジカメもこういうタイプの機構を採用したものが見かけられた。スマホ全盛の今となっては珍しさも一層加わって、面白いガジェットだと感じた。