忍者ブログ

自動車や鉄道関連のプラモ製作とゲーム攻略や、ウォークマンなどのポーターブルオーディオ分解修理記録。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

SONY Hi-MD対応MDウォークマン MZ-RH1

2006年に発売されたMZ-RH1がMDウォークマンの最終機種であり、有終の美を飾るハイスペックモデルだった。特にMDに記録された音楽をパソコンに転送できる唯一の機種なので、現在でも需要があるためか中古でも価格が落ちずに取引されている。

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-RH1

また、Xアプリに対応している唯一の機種なので、Windows7のパソコンにインストールしたXアプリでも転送などができるので便利である。


ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-RH1
●発売日
2006年頃
●付属コントローラ
RM-MC35ELK
●特徴
Hi-MD対応、MDに記録した音楽をパソコンに転送可能

最終のハイスペックモデルなので欲しいなと思っていたが、動作未確認の本体のみでも大体2万円ぐらいで取引されている。あまり所有する必要性の無いこともあり、自分は購入せずにいた。しかしたまたま千円以下で手に入れることができた。

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-RH1

手に入れたのは見た感じ使用感ある個体だったが、無事Xアプリで転送できました。でも書き込み時に音が大きすぎる気もする。あと、キャビネットに謎の汚れがあったりするので、何かいわくつきの個体ではないのかと不安になってくる。

写真の個体のカラーはシルバーだが、ソニースタイル限定でブラックも存在する。

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-RH1

特別な規格のケーブルが必要になるわけでなく、普通のUSBケーブルでパソコンに接続できる。

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-RH1

Hi-MD対応MDウォークマンのMZ-RH10は有機ELディスプレイは経年劣化で表示されなくなったが、この2006年製MZ-RH1は今のところは表示できる。でもいつか寿命が来て表示されなくなりそうだ。

リチウムイオン電池LIP-4WM

バッテリーはMZ-NH1などで使用されているものと同じリチウムイオン電池のLIP-4WMです。劣化すると膨らんで充電容量も少なくなる。

既に生産終了品で代替品もない上に、外付け乾電池ケースにも対応していない。そのためMZ-RH10などの外付け乾電池ケース対応機種と比べると、MZ-RH1はポータブルでは使いにくい。

USB給電だけだとエラーが発生する可能性もあるが、LIP-4WMが無くてもMDに転送などはできる。そのためUSBでパソコンに接続して超小型Hi-MDデッキとして使用できる。

ソニー Hi-MDメディア1GB HMD1G

Hi-MDのディスクは2種類発売された。普通のMDよりも容量が大きいだけでなく、Mi-MD対応MDウォークマンを使ってフラッシュメモリみたいに色々なデータファイルを記録できる。

ソニー Hi-MDメディア1GB HMD1G

しかしHi-MDの一番の特徴は無圧縮で音楽を記録できる点だと思う。1GBのHi-MDだと、PCMで94分記録できる。普通のMDをHi-MD規格にフォーマットすれば、約30分記録できる。CDと同等の音質をCDよりもコンパクトに持ち運びできるのは便利である。

ソニー Hi-MDメディア1GB HMD1GA

外出先で交換できる乾電池駆動であり、さらに無圧縮音源を再生できるという点では、Hi-MD対応MDウォークマンはまだまだ活躍できるだろう。
PR

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-NH1

2004年頃に、Hi-MD対応MDウォークマンの第一弾MZ-NH1が発売された。テレビCMにはシングル曲「LEGEND」を歌う中島美嘉が出演した。あらゆる機能がスマホに集約されてしまった今となっては、MZ-NH1のメカは芸術品みたいなものです。

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-NH1

MZ-NH1は録音再生対応機だが、同時期に再生専用のMZ-EH1と録音再生対応(録音はUSB転送のみ)のMZ-NH3Dが発売された。

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-NH1


ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-NH1
●発売日
2004年頃
●販売価格
45,000円前後
●付属リモコン・付属クレードル・付属充電池
RM-MC40ELK・BCA-MZNH1・LIP4WM
●特徴
Hi-MD対応、NetMD対応、vpt acoustic engine、HD DIGITAL AMPなど
●多い故障
ACアダプターのケーブル劣化、リチウムイオン電池の劣化

ソニーMDウォークマンの中では超ハイエンドモデルです。残念なことにACアダプターやリチウムイオン電池が経年劣化しているだけでなく付属ソフトもWindowsXPまでにしか対応していないので、現在はMZ-NH1を日常的に使用するのは難しい。

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-NH1

付属クレードルはACアダプターを接続して充電するためのものであり、音楽を転送するのには使わない。

ソニーHi-MD対応MDウォークマンMZ-NH1の付属品

接続するUSBケーブルはソニー独自の規格で、さらに知る限りMDウォークマンにしか使用されていない。NetMD対応ウォークマンMZ-N10に付属する転送ケーブルと同じでした。

使用する電池は、交換可能の薄型リチウムイオン電池です。電極の腐食や液漏れが多発するニッカド電池やニッケル水素電池よりは使い易い。しかし15年近くたった現在では、既に少し膨らんで充電できる量もかなり少なくなってしまっていた。外付け乾電池ケースには対応していないので、乾電池では動作できない。

ソニー Hi-MD対応MDウォークマン MZ-NH1

WindowsXPパソコンと付属のソフトを使用すれば認識できた。色々と経年劣化が激しいHi-MD対応ウォークマンの中では頑張っているほうだが、リチウムイオン電池が駄目になっている可能性が高いので、外で聴くことができないと思う。

本格的にHi-MDを使いたいなら、Windows7のXアプリに対応している最終機種MZ-RH1のほうが良いだろう。

Hi-MDウォークマンMZ-RH10と有機ELディスプレイ故障

フラッシュメモリーやハードディスクを搭載したデジタルオーディオプレーヤーが登場すると、ポータブルMDプレーヤーのシェアが縮小した。たぶん2005年あたりがMD末期だったと思う。しかし、まだ生き残りを目指していたのか、Hi-MDという新規格が登場した。

簡単に説明すると、Hi-MD規格は新しい圧縮技術を使用しているため従来よりも長時間録音できる。従来のMDをHi-MD規格でフォーマットすることができるほか、1GBのHi-MDというディスクも使用できた。

さらに音楽データ以外にもMDに書き込むことができる。自分も2005年に再生録音に対応したHi-MDウォークマンMZ-RH10を購入した。

ソニーHi-MDウォークマンMZ-RH10(ブラック)

メカニカル的に持っていて満足感を感じることができるHi-MDウォークマンです。しかし何を間違ったが、当時の自分は分解して壊してしまった。そのため現在残っているのは付属のリモコンだけであり、今思えば後悔するばかりだ。


ソニー Hi-MDウォークマン MZ-RH10
●発売日
2005年頃
●販売価格
34,000円前後
●付属リモコン

●多い故障
有機ELディスプレイのバックライト故障のためか、ディスプレイの表示が読み取れなくなり全滅。(暗闇の中で、かすかに読み取ることはできると思う)

この機種MZ-RH10は他のMDウォークマンと違って分解が難しい構造だった気がするので、理由がないなら分解に挑戦しないほうが良い。

Hi-MDウォークマンの中でも、MDに録音した音楽データをパソコンに取り込むことができる機種はMZ-RH1のみであり、MZ-RH10は対応していないので注意だ。

ソニーHi-MDウォークマンMZ-RH1

MDに録音された音楽データをパソコンに転送できる唯一の機種であるMZ-RH1は、未だにかなり高い価格が付いている。

Hi-MDはMDより容量が多いが、近年のデジタルオーディオプレイヤーと比べると圧倒的に少ない。しかし、ヤフオクを見るとなぜかMZ-RH1以外のHi-MDウォークマンも未だ高い価格が付いている。

ソニーHi-MDウォークマンMZ-RH10(シルバー)

傷が目立つため部分的に保護フィルムを貼っている。手に入れたMZ-RH10のジャンク品は本体ボタンの一部が反応せず、有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)も正常時より少し暗くなっている。

付属の外付け乾電池ケースはMZ-RH10専用なので、ほかのMDウォークマン向け汎用乾電池ケースは使用できない。Windows7にインストールしたXアプリだと接続できなかったので、付属ソフトのSonicStageが必要だと思われる。

MZ-RH10は有機ELが本体に搭載されており、当時は新しい技術だったようだ。発売から10年以上経っているため有機ELが劣化したのかは知らないが、ヤフオクを見ているとほぼすべてのMZ-RH10は有機ELが表示されない。でもさすがにたった10年でほぼ全滅する(部品保有期間は6年)とはソニータイマーといわれても仕方がない。

しかし手に入れたジャンク品MZ-RH10のディスプレイは室内で使用できるレベルで点灯しているので運が良かったみたいだ。ただ、正常時よりは暗くなっているので、このまましばらくすると悲しいことに表示されなくなるのだと思う。

ブログ紹介

30代のプラモデル製作記録
趣味でオーディオ機器を修理
もったいない精神で修理してます。

カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

PR

カウンター


お気に入りリンク集

①姉妹サイト(旧ブログ)
カーモデルとキャラグッズ
②お気に入りの個人模型製作サイト
模型電動士
 カーモデルの製作記が充実したサイト
③忍者ブログ
忍者ブログ
④参加ブログランキング

自動車ランキング

オーディオランキング