今月は琵琶湖西岸にある比良山地最高峰の武奈ヶ岳に挑戦しました。今まで登ってきた山が序章に過ぎなかったと感じる山でした。
初心者向けルートとされる坊村町スタートの御殿山コースを利用します。この「初心者」は、他の武奈ヶ岳に登るルートと比べると初心者向けという意味だと思う。
登山口から50メートルのルート上にスズメバチの巣があると注意書きの看板があった。いや無理でしょ、夏場ならここで進めずにゲームオーバーでしょう?
御殿山の山頂近くの登山ルート上にスズメバチらしき死がいを見かけたので、広域に生息しているのだろう。今回は冬なので心配していませんが、暖かくなる頃はやめようと決める。
やっと尾根に出たかもと安心するも、すぐに急斜面が始まる。
これは今までの登山で経験したことのないレベルの登り坂だ。さらに落ち葉が積もっているし。登りはどうにかなるとして、この斜面を下る技術も装備もないなと危機感を感じる。
積雪期ルートと無雪期ルートに分岐するので、今回は右に進む。
しばらく楽な道が続いていたが、再びありえないほどの急斜面。
御殿山の山頂につきました。
目指すは武奈ヶ岳だけど、たぶん手前の山だろう。
武奈ヶ岳は奥側の山でした。岩がゴロゴロした場所を登るが、急斜面ではないのですぐに山頂に到達。
今までの登山では感じることができなかった達成感でご機嫌になる。しばらくのんびり景色を楽しんだのちに、同じルートで下山する。
自分はこの山の急斜面を下る技術も装備もないのだと言い聞かせてるも、
さっそく山頂近くの岩場を下るときに靴を岩にひっかけてしまう。 体が前のめりになり、そのまま急加速して転倒。周囲に集まりだす登山者とレスキューヘリが頭に浮かんだが、運よく手足の打撲で済んだ。次回登山からはトレッキングポールを装備しようと決める。
そのあとは慎重に下りルートを進んで下山成功。登山スタートから費やした時間は5時間半でした。
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