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自動車や鉄道関連のプラモ製作とゲーム攻略や、ウォークマンなどのポーターブルオーディオ分解修理記録。

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ソニーパーソナルコンポーネントシステムCMT-A01MD

カセットとMDとCDが一体化したミニコンポは消えてしまったが。CMT-A01MDはほぼ最後のソニー製一体型ミニコンポだろう。

ソニー パーソナルコンポーネントシステム CMT-A01MD


ソニー パーソナルコンポーネントシステム CMT-A01MD
●発売日
2004年頃
●販売価格
21,000円前後
●付属リモコン
RMT-CA01
●多い故障
スピーカーケーブル被膜の劣化により全滅、ホワイトカラー機種の場合は酷い黄ばみ、スピーカーコーン部の黄ばみ

本体とスピーカーは一体の設計なので、スピーカー部分だけの交換などはできない。Net-MD非対応の普通のミニコンポです。電源部が右スピーカーに内蔵しているため、プレーヤー部は熱や埃に強い設計のため故障が少ないと思う。

この時期のソニー製品に目立つが、スピーカーケーブルが劣化して使用できません。同時期のミニコンポに付属しているスピーカーケーブルコネクタが適合するので、ジャンク品から手に入れて半田付けでして交換した。

ソニー パーソナルコンポーネントシステム CMT-A01MD

CDプレーヤーはスロットインタイプなので、多少は差込口を掃除しておかないとCD表面に傷がつく。

ホワイトカラーの機種は黄ばみが酷くて、見るに堪えない状態になっているのがほとんどだと思う。スピーカーのコーン部分も黄ばみが出ているが、ネットを取り付けているうちは目立たない。

劣化したスピーカーケーブルを交換すると、シルバーとブラックカラーの機種は現在も使用に耐えると思った。
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SONY NetMD対応システム LAM-Z05

半年ぶりの更新です。プラモデル制作は中断したままだが、ポータブルオーディオ修理や缶コーヒー付属ミニカー収集は続いている。最近はミニコンポなどのオーディオシステムにも手を出した。

2000年から2005年頃には、MDへの音楽データ書き込みにPCを使用するNetMD対応製品が販売された。それまではミニコンポ付属のリモコンで曲名などを入力していたが、NetMD対応製品ではSonicStageという音楽編集ソフトで曲名などを手軽にMDに書き込みできる。

オーディオシステムのLAM-Z05は、NetMD対応のミニコンポだ。

ソニーNetMD対応デスクトップオーディオシステム LAM-Z05(シルバー)


SONY Net MD デスクトップオーディオシステム LAM-Z05
●発売日
2004年頃
●販売価格
42,000円前後
●付属リモコン
RMT-CL03
●特徴
NetMD、マトリックスサラウンドなど
●多い故障
スピーカーケーブル被膜の劣化により全滅、イジェクトスイッチや電源スイッチの損傷


机の上に置くことができるぐらいにコンパクトなサイズのミニコンポです。スピーカーは2ウエィスピーカーに加え、上面にパッシブスピーカーがある。公式サイトによると、パッシブスピーカーは低音増強用であるらしい。実際に聴いてみると、このコンパクトなサイズからは想像できないほどに高音質だと感じた。

SONY NetMD対応システム LAM-Z05

手に入れたLAM-Z05(ホワイト)はジャンク品なので外カバーが外れかけているなどしていたが、何とか修理できた。

スピーカー(左)からはS端子ケーブルが伸びているので、これを本体に接続する。スピーカー(右)から伸びているモノラルミニケーブルをスピーカー(左)に接続するが、表面の被膜が劣化してボロボロになっていた。

JVC ミニプラグ-先バラ CN-137A

電気工作の経験があると補修できる。半田ごてと半田および熱収縮チューブを使い、ボロボロになったケーブルをCN-137Aと交換する。スピーカーの分解は難しかったので、スピーカーから出ているケーブルを根元付近で切ってCN-137Aを接続した。

この頃のソニー製ウォークマンは電源ケーブルの劣化が多いが、ソニー製ミニコンポの場合はスピーカーケーブルが劣化しているものが目立ち、さらにホワイトカラーの機種は表面が黄色に変色しているものもある。

SONY NetMD対応システム LAM-Z05

他社とは違ってソニーらしくデザインも凝っており、本体上面の蓋が動いてCDやMDの出し入れができる。SonicStageをインストールしたPCとUSBで接続すれば、楽にMDへの音楽転送や曲名などの編集が可能だ。

Hi-MDウォークマンMZ-RH10と有機ELディスプレイ故障

フラッシュメモリーやハードディスクを搭載したデジタルオーディオプレーヤーが登場すると、ポータブルMDプレーヤーのシェアが縮小した。たぶん2005年あたりがMD末期だったと思う。しかし、まだ生き残りを目指していたのか、Hi-MDという新規格が登場した。

簡単に説明すると、Hi-MD規格は新しい圧縮技術を使用しているため従来よりも長時間録音できる。従来のMDをHi-MD規格でフォーマットすることができるほか、1GBのHi-MDというディスクも使用できた。

さらに音楽データ以外にもMDに書き込むことができる。自分も2005年に再生録音に対応したHi-MDウォークマンMZ-RH10を購入した。

ソニーHi-MDウォークマンMZ-RH10(ブラック)

メカニカル的に持っていて満足感を感じることができるHi-MDウォークマンです。しかし何を間違ったが、当時の自分は分解して壊してしまった。そのため現在残っているのは付属のリモコンだけであり、今思えば後悔するばかりだ。


ソニー Hi-MDウォークマン MZ-RH10
●発売日
2005年頃
●販売価格
34,000円前後
●付属リモコン

●多い故障
有機ELディスプレイのバックライト故障のためか、ディスプレイの表示が読み取れなくなり全滅。(暗闇の中で、かすかに読み取ることはできると思う)

この機種MZ-RH10は他のMDウォークマンと違って分解が難しい構造だった気がするので、理由がないなら分解に挑戦しないほうが良い。

Hi-MDウォークマンの中でも、MDに録音した音楽データをパソコンに取り込むことができる機種はMZ-RH1のみであり、MZ-RH10は対応していないので注意だ。

ソニーHi-MDウォークマンMZ-RH1

MDに録音された音楽データをパソコンに転送できる唯一の機種であるMZ-RH1は、未だにかなり高い価格が付いている。

Hi-MDはMDより容量が多いが、近年のデジタルオーディオプレイヤーと比べると圧倒的に少ない。しかし、ヤフオクを見るとなぜかMZ-RH1以外のHi-MDウォークマンも未だ高い価格が付いている。

ソニーHi-MDウォークマンMZ-RH10(シルバー)

傷が目立つため部分的に保護フィルムを貼っている。手に入れたMZ-RH10のジャンク品は本体ボタンの一部が反応せず、有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)も正常時より少し暗くなっている。

付属の外付け乾電池ケースはMZ-RH10専用なので、ほかのMDウォークマン向け汎用乾電池ケースは使用できない。Windows7にインストールしたXアプリだと接続できなかったので、付属ソフトのSonicStageが必要だと思われる。

MZ-RH10は有機ELが本体に搭載されており、当時は新しい技術だったようだ。発売から10年以上経っているため有機ELが劣化したのかは知らないが、ヤフオクを見ているとほぼすべてのMZ-RH10は有機ELが表示されない。でもさすがにたった10年でほぼ全滅する(部品保有期間は6年)とはソニータイマーといわれても仕方がない。

しかし手に入れたジャンク品MZ-RH10のディスプレイは室内で使用できるレベルで点灯しているので運が良かったみたいだ。ただ、正常時よりは暗くなっているので、このまましばらくすると悲しいことに表示されなくなるのだと思う。

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