KENWOOD ポータブルMDプレーヤー DMC-P55 「READ ERROR」により再生不能の個体が多いビクターのポータブルMDプレーヤと比較して、ケンウッドのポータブルMDプレーヤは今でも使用可能な機種が多い。しかしDMC-P33とその上位機種のDMC-P55には、ステレオの片方から音が出ないという不具合がある。 KENWOOD ポータブルMDプレーヤー DMC-P55 KENWOOD ポータブルMDプレーヤー DMC-P55 ●発売日 2001年前後 ●販売価格 25,000円前後 ●付属コントローラー・付属クレードル ・BCS-1 ●特徴 スリープ機能、目覚まし機能など ●多い故障 充電池の液漏れ、片方から音が出ない イヤホンジャックの半田不良か接触不良かは判らないが、片方から音が出ない事が多いです。手に入れたDMC-P55も片方から音が出ない。 充電スタンドにはスピーカが付いている。スリープ機能や目覚まし機能があるみたいなので、独特的な機種だ。ただ、充電スタンドの入力電圧が5.1Vなので、適合するACアダプターが手に入りにくい。 PR
SONY ATRAC再生対応CDウォークマン D-NE9 2000年前後はCDとMD、さらにカセットテープが再生できるミニコンポが多く発売されたと思う。結局生き残ったのはCDのみだったが、ポータブルCDプレーヤーはほぼ消え去ってしまった。 ソニーのCDウォークマンは多くの種類が発売されたが、MDウォークマンとほぼ同時に生産終了になってしまった。ATRAC形式の音楽ファイルを記録したCDを再生可能なNEシリーズが、CDウォークマンの最後の機種だった。 ソニー ATRAC再生対応CDウォークマン D-NE9 ソニー ATRAC再生対応CDウォークマン D-NE9 ●発売日 2003年前後 ●販売価格 18,000円前後 ●付属コントローラー・付属クレードル・付属充電池 RM-MC33EL・BCA-WM80・NH-10WM ●特徴 ATRAC3、ATRAC3plus、MP3対応など ●多い故障 ATRACやMP3形式の音楽ファイルを記録したCD-Rなどを再生できるNEシリーズの第一弾です。同時期に発売された上位機種はD-NE1である。音楽CDの作成は付属のソニックステージ(SonicStage)で行う。普通の音楽CDとは違って、曲名などのデータを全角で記録することもできる。 ビットレートを落とした圧縮音楽ファイルを数多くCDに記録して聴くという使い方ができる。だけどハイレゾみたいに高音質を求める現在の風潮には合っていない。そのため、好みの楽曲を集めて編集した音楽CDを聴くときに使うぐらいだ。これだとATARC形式に非対応のミニコンポでも聴くことができる。 手に入れたD-NE9の個体は長年放置されていたためか、再生できるようになるまでに時間がかかった。結局再生できるようになったが、音量を最大に近づけるとノイズが入るという不具合が出ている。 この機種は外付け乾電池ケースに対応している。ただし乾電池を入れたケースを接続しても、本体の充電池を入れておかないと動作しなかったと思う。
Victor ポータブルMDプレーヤー XM-PX50 ビクターのポータブルMDプレーヤーには、スケルトンのデザインの機種がある。ミニディスク自体がスケルトンのタイプが多いので、組み合わせた雰囲気は良いと感じる。 Victor ポータブルMDプレーヤー XM-PX50 Victor ポータブルMDプレーヤー XM-PX50 ●発売日 2000年前後 ●販売価格 ●付属コントローラー・付属クレードル ●特徴 MDLP対応など ●多い故障 クレードルと本体の接触不良 2000年発売なのでかなり今となってはかなり古い機種です。ソニーのMDウォークマンよりもビクターのポータブルMDプレーヤーのほうが圧倒的に故障率が高いので手を出したくないが、たまたま稼働できるXM-PX50を手に入れた。 ホワイトは使い古された感じです。スケルトンなデザインは良いが、何かの拍子に衝撃が加わると割れやすい。この個体も少しひびが入っている。 イヤホンを接続して聴くと「ビービー」とノイズが入っている。本体に接続すると異常はないので、コントローラーが故障している。 古い機種なので情報が無いが、充電中はクレードルが光る仕様だ。充電は確かめていないが、クレードルと本体の間などで接触不良が発生しやすいので期待はできない。 充電池はビクター製ガム式電池のBN-R129だと思うが、現在は手に入りにくい。さらに外付け乾電池ケースに対応していない。そのため他の充電器でガム式電池を充電して使用する。あまり使い易くはない機種だろう。