SONY カセットウォークマン WM-EX655 10年程度で寿命を迎える機種が多いデジタルオーディオプレーヤーに比べて、ポータブルカセットプレーヤーは長持ちしている。 音質という点では、カセットテープは高ビットレートMP3データと比べると悪いのかもしれない。しかしカセットテープに独自の「心地よさ」みたいなものがあるので、現在でも音楽を聴くのに使う。 2年ぐらい前にカセットウォークマンのベルト交換などの修理に手を出した。WM-EX655は二台目に手に入れたカセットウォークマンだったと思う。 ソニー カセットウォークマン WM-EX655 ●発売日 1997年から1999年 ●付属コントローラー RM-WME654 ●故障 ゴムベルトの劣化 カセットウォークマンに関しては「ウォークマン道」という詳細なサイトがある。 カセットウォークマンのほぼすべてはゴムベルトが劣化しているので、修理するには交換しなくてはいけない。アマゾンで購入した安価なベルトでは、ベルトの太さが不均一なので音が揺れて聴けたものにならなかった。秋葉原の千石電商で購入したベルトだと、手元にあるウォークマンの半数ぐらいは再生可能になった。 WM-EX655の場合は、千石のゴムベルトを使っても別のパーツと干渉してしまった。仕方ないので観賞用として手元に保管することにした。 PR
TOSHIBA ギガビート gigabeat Gシリーズ 2000年代に販売された東芝のデジタルオーディオプレーヤーであるギガビート(gigabeat)は、かなり個性的なデザインが多い。他のメーカー製デジタルオーディオプレーヤーと同じく、この2年ぐらいで急激に寿命を迎えた。 ●初代gigabeat→バッテリー不良 ●Gシリーズ→電源の故障、HDDの故障 ●Pシリーズ→バッテリー劣化 ●Vシリーズ→バッテリー不良 ●Uシリーズ→バッテリー不良、有機ELディスプレイ劣化 初代giagbeatやVシリーズとUシリーズは、長時間充電せずに放置するとバッテリーが駄目になって充電できなくなるみたいだ。 HDDを使用した東芝のギガビートGシリーズは、裏側にバッテリーのオンオフスイッチがある。長時間使わないなら、これをオフにしておくと良いだろう。 東芝 デジタルオーディオプレーヤー gigabeat G10 MEG101 東芝 デジタルオーディオプレーヤー gigabeat Gシリーズ ●発売日 ●販売価格 ●充電池 内蔵リチウムイオン充電池 ●特徴 東芝製HDD内蔵など ●故障 電源の故障、HDDの故障、バッテリーの劣化 ジャンク品を数台手に入れたが、電源が入らない、電源が切れない、充電されないといった電源部の故障が多い。HDDの故障もあった。内蔵バッテリーも劣化していると思うので、再生時間も短くなっていると感じる。 同時期のソニーウォークマンと比べるとイコライザーの種類が多いので、音楽を聴いて楽しむことができる。 今のところは充電もディスプレイ表示もできる。
ビクター DAP alneo XA-F112 2005年頃から2010年頃にかけて、ソニーやアップルだけでなく東芝やビクター及びケンウッドという日本の有名メーカーがデジタルオーディオプレーヤーを販売した。そしてここ数年で寿命を迎えた機種が多くなったと感じた。 ほとんどが内蔵リチウムイオン電池の劣化による再生時間の低下です。ビクターのアルネオXA-Eシリーズなど、ここ数年は充電池が膨張して本体に隙間ができる機種が多いと感じた。またディスプレイが読み取れないほどに暗くなった機種も多い。 手元にあるケンウッドのデジタルオーディオプレーヤーM2GD55とソニーのHi-MDウォークマンは、有機ELディスプレイの表示が読み取れないほどに暗くなってしまった。同じようにビクターのデジタルオーディオプレーヤーXA-F112もディスプレイの表示が読み取れないです。 ビクター デジタルオーディオプレーヤー alneo XA-F112 ビクター デジタルオーディオプレーヤー alneo XA-F112 ●発売日 2006年前後 ●販売価格 17,000円前後 ●電源 単四電池 ●特徴 ●故障 有機ELディスプレイの寿命 どれも暗闇の中ではうっすらと光って読み取れるので、故障原因は同じのようだ。XA-F112と同じディスプレイを使用していると思われるビクターのアルネオXA-F5シリーズとXA-Sシリーズも、ディスプレイが表示されない可能性がある。 ウォークマンと違ってMP3音楽ファイルをドラッグアンドドロップで転送できて使い易い。さらに電源が内蔵充電池ではなくて乾電池なので長持ちすると思っていた。 しかし有機ELディスプレイが寿命で駄目になったので使用できなくなった。現在もアマゾンでは中古品で高い価格が付いているので注意である。