2000年代前半はMDウォークマンが主流になったこともあり、カセットウォークマンは時代遅れな存在になった記憶がある。しかし語学学習向けに需要があったらしく、容易に巻戻し・早送りできて再生速度も調整できるカセットウォークマンが販売されていた。
ソニーカセットウォークマンWM-EX621


WM-EX621は語学学習向けな要素が少し入ったタイプのカセットウォークマンです。巻戻し・早送りの本体操作が容易になっている。
ジャンク品WM-EX621は、予想通りベルトが伸びてしまっていて再生できない。しかしこの機種は幅0.95mmの角ベルトに交換しても、ベルトが干渉することなく再生・巻戻し・早送りが可能だった。
2000年代のジャンク品カセットウォークマンを見ていると、充電式ニッカド電池NC-6WMの液漏れ後があることが多い。そのほかにも、ヘッド部分の両側にあるピンチローラーに凹みがあることが多い。これが凹んでいると、テープが不規則に進むためか再生時の音が駄目になってしまう。
外付け乾電池ケースとカセットウォークマン向けのリモコンを装着している。少し表面に凹みがあり傷も多いので使用感がある。しかしベルトとピンチローラーを修理すると普通に使用できるようになった。