ケンウッド Hi-Fiシステム K-521 ケンウッド製コンパクトHi-FiシステムのK-521を中古ジャンクで手に入れた。かなりコンパクトなので置き場所に困らない。でもCDやらMDやらカセットやらついていた以前のコンポを見慣れていると、最近のコンポはシンプルすぎる。このままシステムコンポの進化は減衰していくのではないかと不安になる。 ケンウッド コンパクトHi-Fiシステム K-521-S ケンウッド コンパクトHi-Fiシステム K-521 ●発売日 2009年モデル ●販売価格 45,000円前後 ●付属リモコン・専用スピーカー RC-RP0502・LS-K521 ●特徴 「CONEQ(音響イコライザー)」「SPRM EX(サプリームEX)」など ●多い故障 スピーカーコーンの黄ばみ 電源スイッチとイジェクトスイッチ以外は、システムコンポでは珍しいことにタッチセンサー式スイッチを採用している。汚れと埃に強く、さらに接触不良による故障も無さそうだ。 CDとiPodおよびUSBを再生できる。ただしiPodドックは古い規格みたいです。USB再生も操作性が良くなく、読み込みに少し時間がかかる。また、ディスプレイ表示が漢字表示に非対応なので、USBの音楽ファイルのタイトルが上手く表示されない。実質使うのはCDプレーヤーのみです。 物が多い部屋と少ない部屋では音の反響が違うので、この辺を「CONEQ(音響イコライザー)」技術によって三段階に補整できる。間違った設定をしたままだと耳障りな音になります。 「SPRM EX(サプリームEX)」技術によって、圧縮音源だけでなくCD音源も音質向上できる。付属専用スピーカーで聞いても、なめらかで心地良い感じだ。 CD再生の音質向上にこだわったコンパクトな機種だ。本体に比べて付属専用スピーカーが貧弱な気もするので、性能の良いスピーカーに変えてみたいと感じた。 PR
ケンウッド Hi-Fiシステム UD-E77WSD 自分が初めて購入したシステムコンポは、新品で買ったケンウッドの2005年モデルSV-3MDだった。CDやMDとカセットプレーヤーが一体になったミニコンポであり、今も大事に保管している。 Net-MDやらHi-MDやら色々と派手なソニーとは違って、ケンウッドのシステムコンポは地味な印象がある。しかし、音質や操作性などのシステムコンポに求められているのは充分に備わっている。 ケンウッド コンパクトHi-Fiシステム UD-E77WSD ケンウッド コンパクトHi-Fiシステム UD-E77WSD ●発売日 2008年モデル ●販売価格 55,000円前後 ●付属リモコン RC-F0714 ●特徴 「MANUAL EQ」「SPRM(サプリーム)」「BestFix EQ EX」「HR SOUND」など ●多い故障 CDプレーヤー部の異音 本体のみを中古で購入しました。CDを再生できるだけでなく、SDカードやUSBを差し込んで音楽ファイルを再生できる。ヤマハのハイレゾ対応スピーカー「NS-BP182」と組み合わせてCDを再生してみたが、音質は十分に満足できた。高級感のあるデザインもかなり良い。 「MANUAL EQ」では細かなイコライザを調整できる。「SPRM(サプリーム)」は圧縮された音楽ファイルの高音域を最適化する技術であり、「HR SOUND」はCD音源を高音質化する。 2005年前後のケンウッド製システムコンポにかなり多いが、CDを再生すると異音が発生する。CDを回転させるユニットの強度不足が原因みたいであり、部分的に変形して振動しています。 自分が手に入れた個体は異音のほかに、本体スイッチの誤動作が多いという問題もあった。だぶんスイッチの接触不良なので、使用しているうちに直りそうな気もする。 中古販売店を見ていると古い機種にかかわらずUD-E77WSDは結構な値段が付いていることが多いが、CD再生時に異音が発生する可能性が高いので注意だと思う。
ソニーHDDコンポ NETJUKE NAS-M70HD MDの容量を増大させたHi-MDが消えかけたころ、ハードディスクを搭載したHDDコンポのNETJUKE(ネットジューク)が販売された。 ソニー HDDコンポ NETJUKE NAS-M70HD ソニー HDDコンポ NETJUKE NAS-M70HD ●発売日 2007年頃 ●販売価格 80,000円前後 ●付属リモコン RM-M70HD ●特徴 80GBハードディスク、S-Masterなど ●多い故障 ディスプレイの曇り、MDの読み込み不可、システムアップデートのサービス期間終了、音楽サービス「エニーミュージック」のサービス期間終了 CDやMDに録音された音楽を、80GBのハードディスクに取り込んで楽しむミニコンポです。高音質フルデジタルアンプ「S-Master」が搭載されており、付属のアルミコーンウーファー搭載スピーカーと組み合わせて高音質を楽しめる。 ネットに接続して使うコンポであるが、サービス期間終了なのでシステムアップデートと音楽サービス「エニーミュージック」は利用できない。しかし、2017年現在でも楽曲情報の取得はできた。 販売から10年経過した現在では、ディスプレイの曇りが目立つ。ディスプレイの上に透明パネルが配置された設計だが、どうもその間が汚れで曇るようだ。分解して清掃もできるが、手間はかなりかかる。 中古の機種を見ていると、MDの再生ができない個体がかなり多い。自分が手に入れた個体もMD再生ができなかったが、アルコールを染みらせた綿棒でレンズを掃除するとたまたま復活した。 「S-Master」とアルミコーンウーファー搭載スピーカーを組み合わせた音質は独特なので、現在でも音楽を楽しむことができる。