2000年頃にはすでにフラッシュメモリータイプのウォークマンが販売されていた。容量はMD1枚の180MBよりも小さかったと思う。さらに価格が高くて電池持続時間も短かった。そのため当時はフラッシュメモリーに音楽ファイルを録音するメリットを感じなかった。
しかしものすごい勢いでフラッシュメモリーやハードディスクの容量が増えたた。現在はフラッシュメモリータイプが主流になっている。
NW-E10は、フラッシュメモリー型ウォークマン初期の製品です。容量がたったの128MBしかなく、これはMD1枚の容量よりも少ない。
ソニー ネットワークウォークマン NW-E10
●発売日
2001年
●販売価格
40,000円前後
●電源・付属クレードル
NH-14WM-H・NWA-UC7
●故障
内蔵充電池の液漏れ
電源は内蔵のニッケル水素電池NH-14WM-Hです。MDウォークマンなどで使用されていたNH-14WMとサイズは同じだが、微妙に周囲を囲むフィルムの形状などが異なる。分解清掃されずに長期間放置されていると、液漏れしている可能性が高い。
劣化して交換もできないリチウムイオン電池とは違い、NW-E10はガム式電池を交換して使用できる。
付属ソフトは「OpenMG Jukebox」です。SonicStageでも転送可能だと思うが確かめてはいない。
NW-E7は内部メモリー容量が64MBであり、カラーもNW-E10とは微妙に異なる。手元にあるNW-E7は、起動して再生しても音が出なかった。