ソニーのカセットウォークマンWM-EK1のジャンク品修理にチャレンジしてみた。20世紀末に発売されたウォークマンだけど、外観上は黄ばみなどの劣化が無く良好な状態だ。
金属筐体のポータブルカセットプレーヤーとは違うこのタイプは、カシオ、シチズン、アイワ、パナソニックなど多くのメーカーから販売されていた。筐体はプラスチック製で中身も安価なつくりだが、軽量で部品数が少なく扱いやすい。
今回手に入れたのはジャンク品だったが、すでに分解跡が残っていて嫌な雰囲気だ。
無理やりこじ開けた跡が残っていたが、裏のネジ2本を外して中のツメ3か所を押すだけで分解できる。
大体このタイプの機種はゴムベルト交換とスピード調整で復活するのだが、まさかこのWM-EK1は全く動かず。
いろいろ触っているうちに、スピード調整の抵抗器がぐらついていて断線していることに気付く。すでに改造されていてそれが壊れているようにも見えるが、基板上をはんだ付けするのは苦手なのでここで修理断念。
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